【活動レポート】2024/11/30 芋煮文化祭2024@品川 本照寺寺子屋みろく 後編

2024/11/30(土)、全日本芋煮会同好会主催の企画「芋煮文化祭」を、品川にある本照寺の寺子屋みろくで開催しました。

後編では、この大規模イベントを支えてくれた「イモニスト」の役割や、当日のメンバーの活躍をご紹介します。

前編はこちら
【活動レポート】2024/11/30 芋煮文化祭2024@品川 本照寺寺子屋みろく 前編

■「イモニスト」とは?

「芋煮会」の楽しみを伝える伝道師、それを「イモニスト」と定義します。イモニストには5つのランクがあり、全日本芋煮会同好会が主催する芋煮会や関連イベントへの参加をきっかけに、代表によりランクを認定しています。
今回の芋煮文化祭は、芋煮を食べたことがある方はもちろん、これまで食べたことも参加したことがない方々に向けたイベントであると同時に、
実はイモニスト同士で協力して芋煮会を楽しむことを目的としています。

「イモニスト」とは?
https://imonikai.jp/imonist/

■まずは朝礼で「持ち寄る」「一緒に作る」「シェアする」を再確認

食イベントを運営していると、どうしてもスタッフの負荷が大きく、あまりの忙しさに疲弊してしまうことが多いのですが、芋煮文化祭は何よりも「自分たちが一番楽しむ!」ことを大切にしています。
当日の流れを説明し、役割を分担すると、イモニスト自らが考え、どんどん行動してくれます。同好会発足から13年目となると、その自発的な行動力が更に高まってきました。

■みんなで「里芋の皮むき」

前編でもご紹介のとおり、私たちが推奨する里芋の皮むきはとてもユニークです。
里芋がもつ栄養や風味を最大限に生かせるよう、外皮は包丁でむかず、カトラリーナイフの背中で「こそいで」いきます。
一般的に芋煮会で使用する里芋は土付きのタイプが多いのですが、実はその下処理に最も時間を要します。みんなで分担して食材の調理をはじめると、里芋むきに一番時間がかかり、調理のボトルネックになりがちです。
今回の芋煮会では、約15kgの里芋を使用するため、まずは運営メンバー総出で里芋の皮むきからスタート。
他の準備もあるから、みんな急げー!
とはいえ、皮むきしながらも会話が弾む。これが大事なコミュニケーションを生み出します。

 

■着々と会場の準備が進みます!

同好会のバナー設置、4種類の芋煮を提供するためのテーブル、受付・会計テーブル、食事用のテーブル、そして会場内のサインがどんどん設置されていきました。

 

里芋むきが終わると、他の大量の食材カットが急ピッチで進みます!
しかし、まずい、、11時のオープンに間に合わない!

 

 

■お客様の行列がすごいことに!

提供開始予定の11時が近づくと、少しずつお待ちのお客様が並び始めました。
来場者には、イモニストが声がけした知り合いだけでなく、むしろ初めての方々が大勢いらっしゃいました。
うかがってみると「全日本芋煮会同好会のFacebookにアップされていたイベント情報をみて知りました」とのこと。
イベントページのいいね数は事前に確認していて、今までよりも「参加予定」の方が多いのは気付いていましたが、まさかこれだけ来場してくださるとは!

しかし、提供できる状態になるのは11時半頃になってしまうことから、提供開始時刻の変更をお詫びし、2階の喫食スペースにご案内して、代表から芋煮会の魅力についてお話する時間をいただきました。
芋煮会を知らない方だけでなく、知っている方にも、あらためて芋煮会の魅力を知ることができた!と好評をいただきました。

そしていよいよ、芋煮の準備が完了し、ついに販売を開始!

■食べ比べセットが大好評!イモニストメンバーはフル稼働!

販売開始から行列ができる盛況ぶりに、イモニストメンバーも嬉しい悲鳴!
初回分が早々になくなりそうな芋煮に、バックヤードでは2回目分の補充、追加調理をおこない、休憩時間もない中で、テキパキと動いていきます。
限られた調理スペースで、食材や調理器具の置き場所や次の芋煮調理スペース確保に苦戦しながらも、お互いにカバーしあい、4種類の芋煮を準備していきます。

少し落ち着いてきたら、あったかい芋煮と、メンバーが持ち寄ってくれた漬物でほっと一息。

メンバーへのまかないとして、山形村山風芋煮の〆として大人気のカレーうどんを提供。

 

■いよいよイベント終了。後片付け前におつかれさまのゆるい歓談タイムを楽しむ

楽しい時間は本当にあっという間に過ぎ、15:00で無事イベントを終了。
後片付けを前に、着席して軽く飲みながらお互いの労をねぎらいました。
朝礼では時間がなくメンバーの紹介ができなかったため、代表から各イモニストとつながるきっかけをひとりずつ紹介しました。新しいメンバーも加わっていますので、代表としてはとても大切な役割です。

コロナ禍以降、2023年秋までは芋煮会イベントを自粛してきたため、イモニストメンバーが集まる機会が大幅に少なくなってしまいました。それでも、このようにまた活動の意義に共感し、行動してくれるイモニストがいることに心から感謝しています。

今回のイベントに参加してくださった来場者のみなさま、会場を提供いただいた本照寺様、そして同好会の活動に共感して関わってくれたイモニストメンバー、本当にありがとうございました!!

 

■あらためて、「イモニスト」とは?

もともと、イモニストは芋煮会の魅力を世の中に伝えていく伝道師として存在したいという思いから、世の中に仲間を広げていきたいと考えました。

実は、イモニストを増やし育成することは、人の成長を応援する重要な役割を担っているのではないか、と気づきました。

常に伝えていること

・物事を自分ごと化する
・自ら率先して楽しむ
・回りをうまく巻き込む
・仲間に感謝する、たたえる

そしてまた、活動を通じてこんな力も身につけることができると確信しています。

・プレゼン力
・ファシリテーション力
・置き換え力(足りないコトモノをあるもので補える)
・プロジェクトマネジメント力
・大量調理力、衛生管理力

「持ち寄る」「一緒に作る」「シェアする」

これからもこの思いを大切に、人と社会に貢献してまいります。

イモニストになりたい方!芋煮会をあなたの会社やコミュニティで活用したい方!
まずはどんな活動なのかを聞いてみたい、という方も、気軽にお問い合わせください。
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